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匠のココロ
家ずくり

ふるさとの住まいに想う

久しぶりにふるさとに帰った。
少年の頃住んでいた我が家は
100年余の風雪に耐えて、今なお健在だった。
なつかしい大黒柱や梁を見ながら私は考えた。
これは、何と長寿命の家なのだろうか、と・・・・・・   

法隆寺金堂や薬師寺東塔を例にあげるまでもなく
日本の代表的建築物はすべて木造である。

家ずくり

木造建築の技術集団である《匠の会》こそが今日の住宅の長寿命化と取り組む使命をもっているのではなかろうか。

古い民家の中に脈々と伝えられてきた長寿を支える技術を再び今日の木造住宅の中に生かしたい。
そう考えながら、私は我が家をあとにした。

1981(昭和56)年       関西匠の会会員一同